「他人の評価ではなく、自分がどうありたいか、そのためにまとう“自分軸”の香りを作ってみようと思ったんです」ナカダ ユミ/eHz BOUTIQUEブランドディレクター
「仕事への愛にPRを掛け合わせたらPOWERになる!」をスローガンに、未来に向かって力強く歩み続ける仕事人たちの温度をお伝えするインタビューシリーズ「LOVE×PR=POWER」。今回は、WORKING FOREVE設立当初に、代表西澤さんのもとで一緒に仕事をした“伝説の乙女スタッフ”こと、ナカダユミさんの登場です(拍手)!!!
ナカダさんは、自身の在籍する大手デジタルマーケティング会社の社内新規事業プランコンテストに応募し、見事入賞。2022年秋、ご自身の持つ調香の技術を生かして開発したフレグランス、「エネルギースイッチ・ミスト」を世に送り出すこととなった彼女の歩みは、ジャンルを超えた幅広い活動フィールド、ダブルワークなど、新しい働き方を求める方に大いにヒントとなることが含まれていそうです。あ、申し遅れました!聞き手はWORKING FOREVERを陰ながら応援しているわたくし、咲奈です。今回、代表の西澤さんも時折会話に加わりつつのインタビュー、スタートです!
今までにないコンセプトの香り作りに、天然精油を使用してチャレンジ
-「エネルギースイッチ・ミスト」というフレグランスミスト、一般的にイメージするフレグランス商品とは違った多彩な使い方ができるのだそうですね?
ナカダユミさん(以後ナカダさん): はい。この香りの最も重要な役割は、自分の気持ちを切り替えるという点にありまして。香りで自分をアピールするのが一般的な香水だとすると、これはリフレッシュしたい、集中して力を発揮したい、緩めたいなど、なりたい自分に近づくためのサポートをしてくれます。
-気持ちの切り替えのための香り、だから「エネルギースイッチ・ミスト」なのですね。
ナカダさん: 一般的な香水同様、あえてスプレー式容器にして、ミスト状で出てくる仕様にしました。自分が纏う空間にワンプッシュして降りてくる(広がる)香りに包まれると、切り替えにはピッタリなのです!
-(実際に頭上にワンプッシュしてくれる) いい香りですね!
ナカダさん: あとはマスクや、枕にシュッとするのも効果的です。天然の精油の香りが心地よく気持ちを整えてくれますし、ユニセックスな香りなので、普段香水をつける習慣がない方にも使いやすいと思います。しっかり香るけれど長時間残らないのも特徴です。
-この「エネルギースイッチ・ミスト」を世に出すべく、起業したナカダさんですが、以前は「WORKING FOREVER(ワーキングフォーエバー)」にてPRの仕事に就いていた時代もあるそうですが。
ナカダさん: はい。私が受講していた「広報のお仕事」という講座に、西澤先生がゲスト講師として登壇されたのが出会いです。2018年秋のことでした。
-当時既に、フルタイムでお仕事をされていたのですよね?
ナカダさん: もともと新卒でデジタルマーケティングの企業に入社し、広告代理事業に携わることになりました。留学経験を買われ、念願だった海外営業部に配属されました。会社には副業申請をして、西澤先生の下でPRのお仕事をやらせていただきました。
WORKING FOREVER西澤 朋子(以後西澤さん): 講義後のフリートークで盛り上がって、「アルバイトをしてくる人いませんか?」と受講生の皆さんに問いかけたところ、「ハイっ!」と名乗りを挙げたのが彼女で。こんな優秀な人がきてくれるとは、私にとっては想定外のサプライズでした。
ナカダさん: 広告営業の仕事はグローバルで恵まれた環境でしたが、社員の平均年齢も若くやる気旺盛な人ばかりの中、大学時代の一年ばかりの留学経験の自分が、バイリンガル、トリリンガルの同僚たちに囲まれていく中で、外の空気も吸いたくなったのだと思います。もともと興味のあったファッションの専門学校に通い、さらにPRの専門講座をも受講することで、自分とは何か、何ができるのかを模索する毎日でした。
-働きながらファッションの専門学校と広報のお仕事講座、そして副業も!
ナカダさん: ウィークデイはフルタイム勤務で広告代理店の営業、週末はファッションの専門学校。平日の水曜の夜は「広報のお仕事」講座、そして副業のPRのお仕事でした。本業は海外が相手先で時差対応もあるので、とにかく集中&猛スピードでそれらの仕事をなんとかこなしていました。
<WORKING FOREVERで副業していた頃のナカダさん(左:西澤さん、右:ナカダさん)>
-大変だとか、辛いとか感じたことは?
ナカダさん: 全くないと言ったらウソになりますが、そうも言ってられない、という感じでした。その原動力は「私、このままじゃだめだ~」というような、一種の劣等感からくるエネルギーが常に湧いていたんだと思います。新しい知識を学ぶことは快感でしたし、そこから今後の自分にとっての何かを得ようとしていたのだと思います。
西澤さん: 偶然駅でばったり会ったことあったよね! もぬけの殻のような「無‼」の状態のナカダユミに遭遇して(笑)。私もそういう状態になることがよくあるからわかるのですが(笑)。そう、ナカダさんはガッツがあってエネルギッシュなのに、決して自分だけ前へ前へというタイプでは全然なくって。でもそれでいて他人の言動とか反応を敏感に察知する能力を持っている、この絶妙なバランス感覚はどこで培ったんだろう? と常々思っていました。
-その後、ナチュラルフレグランスブランド「eHz BOUTIQUE(エルツブティック)」の起業に?
ナカダさん: はい。入社4年目の2021年、かねてから学ばせてもらっていた調香師の先生の元での香りづくりに一区切りがつき、せっかくだから、と学びを深めていたフレグランスをテーマに社内の新規事業プランコンテストに応募しました。これが運よく入賞しました。起業のため、新規事業立ち上げに特化したグループ会社に移籍し、今に至ります。
-ファッション、PRに加え、調香の勉強もされていたのですか?
ナカダさん: 全部を並行して学んだわけではありません。当時はシェアハウスに住むことで節約して、会社と副業で得たお金を貯金し授業料に回していました。
実は、香りに惹かれるきっかけは、新型コロナウイルスへの対応のため2020年から全社的にテレワークに切り替わったのですが、デジタル漬けの毎日に気持ちの切り替えがうまくいかなくなったことなんです。
「人が幸せに生きるには?」が、アイデアの原点
-在宅勤務時の気持ちの切り替えがきっかけだったのですね?
ナカダさん: 在宅勤務は、皆さんも同様かと思いますが、出社の手間なく仕事ができる利便性を享受している一方、仕事、プライベートを問わず、朝起きたらまずチャットのチェック。Slack、メールなど、朝昼夜、オンラインでつながり続けることができるじゃないですか。私の場合はスイッチが常にオン! という状況でした。散歩や近所への買い物など工夫はしたのですが、なかなかうまくいかなくて。そんな時に香りもいいかな?って。まさに降って湧いてきた感じでした。その後素晴らしい調香師の先生との出会いがあり、この師匠を信じてついていこう、と。
<香りの勉強をし始めたころのナカダさん>
西澤さん: どうやって「この人だ!」と思える先生を探したの?
ナカダさん: もうひたすら検索、HPを読みまくる、です。養成カリキュラムがしっかりしていて指導歴も長かったのも決め手に。体験レッスンを受けたその日には、お世話になろうと思いました。
西澤さん: ネット上で探すとそれこそ怪しげ⁈ な人もたくさんいるのに、ナカダさんはそういうところにすごく鼻が利く。というか勘がいい。一緒に仕事をしていたときも、取材テーマや取材先など、この人っていう方を見つけてくるのが得意で、本物を見極める目利きでした。
ナカダさん: (笑)いえいえ、興味があることならどこまでも追求できるだけです。香りっていいなと思ったのは感覚的なもので、ある日突然でしたが、プロとして活動できるように学びを深めるうちに、気が付いたら夢中になっていました。
-これだというものに出会えたんですね
ナカダさん: 私は昔から「ヒトが幸せに生きるには?」という事に関心があって、思うに、1日の中に「活発」と「休息」の緩急があるからこそ、何気ない日常を楽しめる心の余裕が生まれるんじゃないかと。それは人間の本能である「五感」が鍵を握っていると。その一つが香りだと確信したんです。
そんな中、社内新規事業プランコンテストの話があり、思い切って応募しました。
-ちょうどいいタイミングにコンテストのチャンスが来た! と
ナカダさん: 落ちても失うものは何もないし、会社の上の方々から辛口であろうとなんであろうと、フィードバックがいただけるのはありがたい、そんな気持ちで挑みました。
また、調香の勉強を始めてから、すごくうれしいことがあって。試作した香りを、祖母や、実家の母に送って使ってもらったら、「わあこれいい匂い!」とパッと表情が明るくなったり、出不精になっていた祖母が香りをつけることで、いつもよりウキウキして外に出かけるようになったと聞いて、香りのパワーってすごいなぁと。大切な人が自分の製作した香りで喜んでくれたという実体験がコンテストの応募を後押ししてくれました。
-人が幸せに生きるには、という事を考えはじめたのはいつ頃からですか?
ナカダさん: 中高生の時はバレー部に所属し、周りに溶け込んで浮かないようにするタイプでした。高校卒業間際に一度ハワイでのホームステイを経験することができ、そこで泊まらせてもらったお家の方が、ヨガの先生で。ヨガで得たお金を貧しい人に食事を提供する食堂に寄付するのを見て、こんなお金の使い方があるんだ! 私の知っている世界は狭すぎる、もっと広い世界をのぞいてみたい! と強い感銘を受けたんです。そこからですかね。大学に入学してからは、もう留学を目標に一直線! 留学するための選考試験があったのですが、大学の授業は一番前の席に陣取り、遊びにも見向きもせず、典型的な優等生を演じていました。
-演じていた? のですか
ナカダさん: 本当は遊びに行きたい気持ちがあったと思いますが、本音に蓋をして、という意味でいい子を演じていました。ですが選考試験の結果は、目標としていた第一希望の大学にはTOEFLの点数が1点届かず、他にも専攻学科の問題もあり、受け入れてもらえませんでした。そこで一気に感情が爆発。初めて講義もサボって「今までの努力はなんだったんだよう~」とやさぐれまして。。(笑)
-あと一歩のところでこれまでの努力や苦労が…、でも留学はできたのですね?
ナカダさん: はい。それなら、行先は人種のるつぼと言われるニューヨークだ! と。交換留学の一年間、何でもやったろう!見てやろう! と。そこで、すごく印象的な出会いがありまして。
大学の長期休暇期間は、なんと寮が閉まってしまうため、泊まるところがなくなって。そこで牛を放牧して育て、オーガニックの肉牛を販売している農場で、働く代わりにごはんと寝床を用意してくくれるという制度を利用して幾つかの農場を回りました。
西澤さん: ベッドと食事の代わりに農場で働くという選択がナカダさんらしい!
ナカダさん: 幾つか泊まらせてもらった中で、ある農場のお父さんは、奥さんを病気で亡くし、娘二人をシングルファザーで育てあげたという方でした。放牧で牛を育てているので、木を切り倒すなどの肉体労働も多く、これまで何回か大きなケガにも見舞われていていました。そのお父さんがすてきな習慣をもっていて、毎日、朝起きるとコーヒーを丁寧に入れて、朝日をみながら、今日も朝が訪れて生きている自分にありがとう、夕方になると沈む夕日を見ながら、大好きなコーヒー片手に今日も一日無事に生きられてありがとう、と。
愛情を持って育てた肉牛をさばいて、ニューヨークじゅうのお得意先に丸一日かけて車で配るところまで全部自分でやっていて、誇りを持って充実した人生を送っている姿に、とても心を打たれました。
<アメリカ留学時代のナカダさん:ニューヨーク州の牧場にて>
-人が幸せに生きる実例を目の当たりにしたのですね
ナカダさん: はい。私は、贅沢な暮らしをしたいとかそういう夢は全くなくて、でも幸せに生きたい、という気持ちはずっとあって…。NYはまさにいろいろな人がいて、お金持ちでも幸せに見えない人、お金がなくても幸せに暮らしている人…私の求める本当の幸せって何だろうって。その答えを農場の暮らしに見た気がしました。
西澤さん: 丁寧にいれたコーヒーの香りや、その情景、目に浮かんでくる…。
ナカダさん: 自分は香りづくりのプロとして、この道を極めるのはもちろんだけど、将来はニューヨークで出会ったあのお父さんのように一杯のコーヒーで生きている幸せを実感できる人になっていたい…。そこへ到達するにはバリバリに働くキャリアウーマンを経験するのも必要かな、と。今は都心のオフィス街でガンガンに働くのもアリだと思っています。
新ブランド名に5つのEを込めて、五感を揺さぶるモノづくりを
-「エネルギースイッチ・ミスト」には3つの香りがあるそうですが、具体的には?
-「エネルギースイッチ・ミスト」には3つの香りがあるそうですが、具体的には?
ナカダさん: はい。「Positive & Focus(前向きで元気な気持ちになりたい時)」 「Silence & Inspiration(クールダウン時、考えをまとめたり新しいアイディアが欲しい時)」 「Easy & Cozy (自分を緩めたい時)」の3つで、自分がどうなりたいかによって、選んでいただけたらと思っています。少しでも多くの方に手に取ってもらいたいとの思いから、最終的に税込み価格で3,430円にしました。容量は30mlです。
-税込みでも、3千円台前半なのですね! 精油を使った理由をもう少しお聞かせください
ナカダさん: 香水の場合は、香料を使って長時間香りを保つようにしますが、気持ちの切り替えという目的から考えて、しっかり香るけれど後に残らないようにしたかったので、精油のみで調香しました。事前のリサーチでも、香水はつけないけれど、精油の持つ香りのパワーを取り入れたいというお声が多かったのもあります。そして日本で暮らす人になじみの深い木の香りをふんだんに活用しました。
また、例えば“緩める系の香りにはラベンダー”といったシンプルなセオリーではなく、10種以上の精油を組み合わせた複雑で奥行きのある香りにしています。
-プロとしての腕の見せ所ですね
ナカダさん: 調香を学ぶ上でそれこそ数えきれない香りをかぎ分け、数えきれないフレグランスを制作しましたが、師匠の教えで印象に残っているのがあります。香りは感覚的なもので、それを受け取る人、しかもその人の置かれている状況によっても変化するもの。だからこれが正解という香りはないのだと。
かつ、香水の材料に使われる人工の香料でも、今回使った天然精油にしても、原料の製作時期、工場などによって、同じバラの香りでもまったく同じはない、と。
-絶対的な正解はない…難しいですね
ナカダさん: それも理解した上で、少しでも皆さんの感覚にそしてココロに届くようにと願って製作しました。
-「エネルギースイッチ・ミスト」は今回の香りの製品名で、ブランドの屋号は「eHz BOUTIQUE 」 というのですね
ナカダさん: エルツブティック、と読みます。エルツは、エネルギーの振動のへルツ(Hz)にEを付けた造語です。
Emotion(感情) Every(いつもの/みんなの) Environment(環境) Energy(エネルギー) のEです。 人間にかねてから備わる五感が喜ぶような、感性が揺さぶられるような機会をブランドを提供していきたいと思って名付けました。
<「五感が喜び、感性が揺さぶられるような機会をブランドを通して提供していきたい」>
-ブランドの始動に先駆けて、クラウドファンディングを実施されるとか
ナカダさん: はい。何しろ新しいブランドですから、存在そのものを少しでも拡散したいというのがひとつ。また、スタート当初にこの商品に興味を持ってくださるのは、これまでに一度でも私と面識がある方が多いと思うのです。なので、お世話になった方たちにできる限りのものをお届けしたい、そして、気に入っていただけたらなおうれしい、そんな気持ちを込めておトクな特別価格にしました。リターンにはクラウドファンディング限定商品も用意しました。
-それは楽しみです! 「エネルギースイッチ・ミスト」をどんな人に届けたいですか?
ナカダさん: 25歳以上の、デジタル漬けの毎日を送っている方々にぜひ使っていただきたいですね。また、ウエルビーイング、よりよく生きる、を目指す人たちが集まる、ヨガスタジオ、寺ヨガなどをされているお寺、サウナ、岩盤浴といった場所にも販路を広げていく事が出来ればと考えています。
-最後に少し早い質問かもしれませんが、「エネルギースイッチ・ミスト」を皮切りにスタートする「eHz BOUTIQUE」 は今後どんなことを目指して展開される予定ですか?
ナカダさん: 生まれてから死ぬまでに繰り返される「日常」。そこで味わう「心地の良さ」が思考や行動に影響を与え、人生そのものを豊かにする、そう信じています。そのカギを握っているのは、嗅覚をはじめ、五感という本能なのでは、と。そこから、聴覚である音楽や、味覚である食、視覚である映像など、人間の五感を刺激するようなさまざまな事業にチャレンジしていくことが、今の私の夢なんです。
-その夢がかなう事を心から願っています。今日はどうもありがとうございました!
<プロフィール>
ナカダ ユミ /eHz BOUTIQUEブランドディレクター
2017年に新卒で大手デジタルマーケティング企業に入社。海外事業部に配属され海外営業担当として4年半従事。2019年からフルタイムで働きながらファッション系の学校2つを掛け持ちして自己研鑽に励む。その中で、幼少期から親しみをもって日常的に触れていた「香り」の可能性を実感し、調香の技術を学ぶことになった。その後、社内の新規事業プランコンテストに出場し、準優勝。お世話になってきた方々に恩返しができるような香りを世の中に送り出したい、という一心で社内起業に奮闘中。自身がディレクターを務める初のブランド「eHz BOUTIQUE」が11月ローンチ予定。
eHz BOUTIQUE オンラインストア
https://www.ehzboutique.com/
取材・ライティング/咲奈
出版社にて雑誌、書籍の編集を経験。心ときめくワクワクを求めてライターを志す。ときどきヨガ講師、趣味はジャスダンスと舞台観劇。ヅカオタでもある。
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〈編集後記〉
今回、西澤さんがインタビューにさり気なく加わってくださったことで、中田さんとはどういう人なのか、本質に近いところまで迫れたような気がします。さすが、一緒に苦楽を共にして働いた仲です。中田さんの会社には、社内起業という制度があり(もちろん誰もが起業できるわけではないとはいえ)、起業後は新規事業に特化したインキュベーション会社への移籍の道も開けており、まさに新しい働き方を具現してみせてくれました。いまだに古い体質の会社もある中、こうしてどんどん進化していく、その変化の過程を目の当たりにしたインタビュー、大変刺激を受けました!(咲奈)
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