「 僕の人生アートだから…まあ仕事だと思ってないですけどね」(エイジ)「仕事として捉えてないですけど、 僕にとって写真は、希望も含め“楽しいもの”かな」(ヒカル)
フォトグラファー/ワタナベヒカル
ドッグアーティスト/Eiji Tamura
仕事への愛に PR を掛け合わせたら、「POWER」になる。ハートフルな仕事人たちのポジティブなチャレンジを PR の力で応援していく「LOVE×PR=POWER」プロジェクト(略してL.P.P.P)。いまだからできることを、いまだからこそポジティブに、いまを、そしてその先の未来を見据えて力強く歩み始めている彼らの熱い温度をお伝えしてまいります。
おしゃれタウンにある小さなアトリエ。そこはクリエイターたちが集う不思議な空間でした。フォトグラファーのワタナベヒカルさんと、ドッグアーティストのタムラエイジさん。それぞれタイプの違うお二人の息ぴったりな掛け合いをお楽しみください。
(以下、ワタナベヒカルさん:H Eiji Tamuraさん:E)
■自由なエイジさんと、物腰穏やかなヒカルさん。お二人のワールド炸裂。
―今日はよろしくお願いします。まず最初に、お二人が自己紹介する時に自分は何者だと言っているか教えてください。
H:僕は、写真撮ってるって言います。カメラマンってあんまり言いたくなくて、本当はフォトグラファーですって言いたいです(笑)でもちょっとかっこつけすぎかなって思って、写真撮ってるって言ってます。
E:犬の絵を描いてますって言いますね。大体、え?犬?ってなります(笑)
名乗るようになったのは3年ぐらい前です。手で描くものって、価値が唯一無二というか…すごく価値があるじゃないですか。それで絵を描くようになりました。
―お二人とも、自分がアーティストとは名乗らないんですね。
E:自分でアーティストっていうよりも、語らずに仕事を見てもらったほうがかっこよくないですか?(笑)ほかの人から言われるならいいですけど、自分からは言わないです。
―わかります(笑)一番かっこいいですよね。お二人は何歳差ですか?
E:一歳…かな?
H:(笑)中三の時、高1ですもんね。…いや、嘘です(笑)本当はいくつだろう、俺44ですよ。
E:そっかあ、、じゃあ3歳か。俺は今年42になるんですけど。
H:(笑)
E:年齢非公表です。3歳差とだけ。
■個性的すぎる二人の中高時代
―ご出身はどちらですか?
E:僕は渋谷区小岩っていう、、、
―…?
H:だめです!ちゃんと考えちゃだめ(笑)
―(笑)小岩の出身なんですね(笑)
E:ええ、江戸川区です。犯罪率のすごく高い、、(所説あり)
―やんちゃだったんですか?
E:いやいや、僕は普通で。真面目に、、
H:ええ~?(笑)
E:いやほんとほんと全然普通ですよ七三でしたし
H:(笑)なんで嘘つくんですか(笑)
E:嘘じゃないよー
―バンドとかやったり、、?
E:や…ってましたね。はい
―え、ドラム、、、ですか?
E:それ体型で言ってます?(笑)そこにギターあるじゃないですか!(背後のギターを指さしながら)これ見ながらドラムって?(笑)…え、そちらもバンドやってたんですか?まじすか?ドラム?(笑)今度バンドやりましょうよ!ツインドラムで(笑)解散すね。方向性の違いで。
―(笑)ヒカルさんは何か音楽やられてたんですか?
H:子供の時ですかね。バイオリンとピアノ。
―すごい、、いいとこの子だったんですね
H:(笑)まあ、実は。今はなんとなく覚えてますけど、もうできないと思いますね~。小学校低学年から中学校1年生ぐらいまで。ピアノは、音感を良くするために途中からやりはじめました。
―バンドメンバー追加ですね!
E:音楽性の違いで解散ですね。
H:(笑)僕、中学までは世田谷で、高校は親の転勤で、木更津にいたんですよ。不良ばっかりの学校の、特別進学クラスに行ってたんで、なめられましたね。東京から来たってのもあって。
―エイジさんはどんな学生でした?
E:僕は学校が大好きで毎日行ってましたよ。
H:嘘ついちゃダメですよ(笑)
E:嘘じゃないっすよ、人が好きだったんでしょうね。学校面白くて。だけどね、高校二年生五回やったんですよ。最後高3になれなくって。引退。
―…これは本当ですか?
H:本当(笑)
E:二十歳超えの高2でした。高校二年生を五回やったのち、二十歳で引退。肩と肘やっちゃって……選手生命が。(嘘)学校ちゃんといってたし頭が悪かったわけじゃなかったんですけど、学校行ってガラって扉開けたら、三年生にきみはなれません!って。
H:その時ジュリアナに出会っちゃったって言ってましたね(笑)
E:そうね。ダンス全盛期だから。その時は赤いスーツとか着てましたよ。
ー高校生入れるんですか?
E:ああ、まあ………でもその時二十歳だったから………
一同(笑)
―そういう色んなものを通って今に至るんですね。ヒカルさんは学生のころどうでした?
H:うーん、まあ人並だったと思いますよ。人並に、やんちゃでした。
―バイオリンができるやんちゃ高校生ってキャラ濃いですね(笑)
H:特別やばかったわけではないですけどね。きっかけとかは特になく、みんながそうだったので(笑)中学校の時は、不良のグループが仲良くって。高校の時は、特進クラスだったのと東京から来たので喧嘩売られることが度々あったんですけど、気づいたらみんなで港で焚火してました。(笑)まあ、やんちゃと言っても、男子がみんな通る道ですよ。
―そんな感じしますね。どんな層とでも仲良くなれちゃう感じ。
<若かりし頃のお2人。かっこいい・・・写真上:エイジ/写真下:ヒカル>
■お互いの仕事への信頼関係が垣間見える出会った頃のお話
―出会った頃のこと、覚えていますか?
E:出会ってからわりとすぐ仕事してたよね。
H:事務所遊びに行って、そっからもうエイジさん作のフリーペーパーの撮影やってましたね。
E:仕事になりそうな依頼はもうヒカルに頼んでたかな。
―信頼していたんですね。お互いのどういうところが好きですか?
E:いやあ……もう…やっぱり顔………かな?
H:僕もそうかな…
―(笑)
E:まあ、第一印象から決めてましたね。話してて楽っていうのもあります。あんまりぐいぐいこないんで。ぐいぐいごりごり来る人っているじゃないですか。
―私たち…やばい(笑)
E:アッ気づきました?(笑)嘘ですけど。そういう人苦手で。まあ僕はどっちかっと言うとそのタイプですけどね。
―(笑)たしかに、ヒカルさんは聞き上手ですよね
E:というより、聞いてないんですよ。相槌でやってきた男です。
H:俺は、エイジさんのこと、軽いなあっておもいました(笑)
E:尻が?
H:ノリが(笑)でも嫌な感じじゃなく、なんかいいなあって思ってました。
E:初対面の時からこの雰囲気は変わんないかな。
■ギャップ!?アートに向き合う姿勢は真剣です
―お二人の仕事で心がけていることってなんですか?
H:僕は、一生懸命やって、やっぱり人に喜んでもらいたいなあって思いながら仕事してます。それがやりがいでもありますね。
E:僕は、絵なので、型にはまらないように努めてます。皆さん、お任せでって言ってくださるんですね。個性が出せるし、それを求めて依頼してくださると思うので、固定観念に縛られないように意識してます。『ありがとうございます。宝物です。』って言われるとうれしいですね。
―では、憧れの人っていますか?
H:憧れ…憧れの人かあ。この人すごいなあって言う瞬間はありますけどね。憧れの人って思うといないかもしれないなあ。
E:憧れの人かあ…僕、ヒカルかも。
H:俺も今、エイジさんって言おうとしてましたよ(笑)
E:あーでも、ガチで言うと、ヒカルの師匠かもしれない。才能が本当に素晴らしいです。
H:あー。僕実は昔モデルやっていて、それで撮ってもらうようになってて知り合いました。弟子にしてくださいって言ったんですよね。弟子になるまでは、お友達って感じでかわいがってもらいました。
E:そう、今もいろんなところに師匠のお店とかあるんだけど、とにかく見せ方がうまいんだよね。とにかく人が喜ぶつくりになってる。
―最後に、あなたにとって仕事とは?
E:僕はもう…あれかな(指さした先に…)『ART IS MY LIFE』。俺の人生アートだから…まあ仕事だと思ってないですけどね。
H:俺も、仕事としてとらえてないですけど、希望も含め、「楽しいもの』かな。
そういえばエイジさん、youtuberなるって言ってますよね。ここ二年ぐらい(笑)
E:そう、なりたいんですよね。チャンネル登録お願いします。
H:今登録者数何人ですか?
E:今50人。7年やってますけどね。絵描いてるとこ上げたり。チャンネル登録、高評価よろしくお願いします。
一同(笑)
お二人とも、ずっと仕事をしていたい。と語ってくださいました。Working foreverを掲げる私たちも、それに強く共感。おふざけあり真剣味あり嘘ありのファンキーインタビューでしたが、同時にお二人のアートへの真剣な姿勢や、お互いの信頼感が見えた、素敵な時間となりました!
お二方の作品はとても素敵で素晴らしいので、ぜひHPに飛んでもっと見ていただきたいです!!
■おまけ・エイジとヒカル劇場
E:なんか飲みます?リポDありますよ
H:僕もコーラ飲んでいいですか?
―瓶のコーラっていいですよね。匂いとか、よくないですか?
E:いや、俺コーラ飲めないんですよ。
―意外ですね。じゃあお酒ももしかして?
E:お酒も飲まないですね。
H:なんで嘘つくんですかー?(笑)今週毎日飲んでるって言ってましたよね(笑)
―(笑)どっちにも見えますね
E:コーラは本当に飲めないです、炭酸苦手で…あっ嘘、ハイボール飲んでる。あでも、それちゃんと理由があって、ウイスキーが蒸留酒だからなんですよ。僕健康にめちゃめちゃ気使ってて。朝は必ずオートミール食べます。130歳まで生きたいと思ってます。死にたくないんですよねー。
EIJI TAMURA(たむらえいじ)
ドッグアーティスト
ニューヨークやロサンゼルスのストリートアートに多大な影響を受け、ポップなカラーの犬だけを描くドッグアーティスト。
東京をベースに日本各地やニューヨークなどでの個展や合同展で作品を発表。
各地でカフェやインテリアショップなどの壁面のウィールアートを描くなど街中で作品を目にすることも。フリーペーパー”GLESTY”の編集長としての一面も持つ。
Watanabe Hikaru(わたなべひかる)
フォトグラファー
1975年 東京都世田谷生まれ
佐藤竜一氏に師事。
ニューヨーク、パリ、スイス、ドイツなど撮影旅行後、東京に戻りフリーランスとして独立。
現在ポートレイトを中心にファッション広告など幅広く活動。
Work
Lee,Edwin,JA全農、FrancFranc,BAROQUE JAPAN,maruman,Bon Max,Murasakisports,Dove wetsuits,Getty image,amana,塩尻市、aidem corporation,Agrifuture,makino,Glesty Magazine,DreamAgent
<THIS IS MY STUDIO>
アトリエ
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-31-18-305
OPEN : 13:00 - 18:00 CLOSE:不定休
(私たちも撮ってもらいました)
インタビュー聞き手:WORKING FOREVER
1コメント
2020.12.29 16:23